言語聴覚部門

各種業務紹介

言語聴覚部門

言語聴覚士とは、ことばや聞こえ、食物を口から食べることに障害を持つ方の機能回復や発達促進の援助を行う医療、福祉における専門家のことです。1997年に国家資格となり、毎年1千5百名程度が資格を取得しています。その言語聴覚士が行うリハビリのことを言語聴覚療法と言います。
当院では主に小児分野と成人分野両方を行っております。

成人分野

入院患者様を対象に以下のリハビリを行っています。

・食事が食べられない、むせこむ。
・呂律が回りにくい、しゃべりにくい。
・声が出にくい。

など。

当院では特に、摂食嚥下に関するリハビリに力を入れています。肺炎などにより長期間絶食になってしまった方、または肺炎を繰り返す方に対し、食べるための訓練を行います。 栄養士と協力し、その方の噛む力や飲み込む力に合わせ、食事形態を調節したりしています。

小児療育

当院では幼児から小学生に対し発達を促す療育を実施しています。
以下のような症状の方を対象にしています。

・幼児期を過ぎても言葉が出ない、言葉が遅い。
・会話ができない。
・落ち着きがない。
・人の気持ちが読めない。
・忘れ物が多い。
・勉強ができない。
など。

当院の小児科医・矢野医師と常に情報交換をしながら、その方に合った療育プランをご提供させていただいています。 小児療育は1回あたり40~60分で2週間に1回から月に1回の予定で実施しております。
すべて予約制になっておりますので、当院小児科か機能訓練室・言語聴覚士までご連絡をください。