離島でのワクチン接種・・・院長のつぶやき
- 2021
04/23
10:21

先日、高知県唯一の有人離島
鵜来島と沖の島へワクチン接種に

片島→鵜来島→母島→弘瀬→片島
接種会場の設営から接種、撤去…
大自然と抜群の透明度の海を眺めながらの移動

沖の島診療で馴染みの島民も多かったです
希望のワクチンとなりますように!

高知県宿毛市にある『社会医療法人 長生会 大井田病院』のブログ
カテゴリー「地域医療」の検索結果は以下のとおりです。

先日、高知県唯一の有人離島
鵜来島と沖の島へワクチン接種に

片島→鵜来島→母島→弘瀬→片島
接種会場の設営から接種、撤去…
大自然と抜群の透明度の海を眺めながらの移動

沖の島診療で馴染みの島民も多かったです
希望のワクチンとなりますように!

地域包括ケア推進協議会に参加しました。
やはり、コロナ禍のなか全体研修がままならず試行錯誤の取り組みだったようです。
以下抜粋
・さらなる多職種連携を進めていくこと
・アンケートをもとに2021年度版の情報共有手引きを作成中
・在宅服薬支援の検討会
・口腔ケアについて
・人材確保について合同研修の導入について
・各地域での今後の取り組みについて
など報告がありました。
次年度、県の柱として
・通いの場でオーラルフレイルの会
・あったかふれあいセンター整備 薬剤の出前指導
・在宅医療体制の充実
・廃校での高齢者の住まい確保(幡多ではないとか)
・GPSで高齢者の見守り 県警との協定、支援 ・リフトを補助対象機器に
・外国人介護人材の受け入れ拡大
当院も大学から入退院支援のご指導いただいております。
しかし、まだまだ 退院のゴールを医療者の価値観で決定している感があります。
諦めたらその方の可能性が途切れるかも… と
ACPもしかり。 終末期の治療差し控えの合意形成含め
さらに、自助、互助だけでなく制度のはざまといった
インフォーマルなサービスが必要と感じる コミュニティナースが拡がればな…
医療依存を高めたまま自宅へ帰ることも多くなった現在、
さらなる連携と 在宅療養への適切な無理のない程度のリスク共有も
やはり、人材確保! さらなる足並みを揃えて前に進んでいきたい。

地域連携相談室
~沖ノ島見学~
先日、体操指導で沖ノ島にいくセラピストとの同行に許可を頂き、初めての沖ノ島に行って来ました。

行きたいと思ってはいましたがなかなか行く機会も無く何十年も経過していました。
沖ノ島へ行く目的は、入院患者さんが自宅に帰る時の退院支援として、まず沖ノ島の生活を知る事を目的としました。
退院支援をしていく中でよく、階段が上れないから自宅退院は厳しいなどの話しもあったので、実際のイメージがついていない為、どれくらいの階段なのかなぜ自宅に帰れないのか想像がつかない所もありました。が、実際に沖ノ島に行った時にその事がよくわかりました。
私自身も階段を上るだけでフーフー息を切らしながら上がり、息を整えるまでにかなり時間がかかりました。

自宅退院が厳しいという意味がよくわかりました。
自宅の生活に戻って欲しいけど、そうも出来ない事情もあるなとつくづく感じました。

どういう退院支援をしていくのか、本人・家族を含め多職種でしっかり話し合い検討をしていき思いに寄り添った支援をしていきたいと思います。


Rural Generalist Program Japan(RGPJ)
4期生2回目のクリニカルビジット
今回は3期生で活躍された大野先生が来られました
同じ環境だったということもあり
4期生のお2方へ的確なアドバイスをされたことでしょう。
大野先生は状況が許せば来年バングラデシュへ飛び立つ予定とのこと
来年4月には、ゲネプロ5期生の2名 救急後期研修医の短期研修の1名が来られる予定です。
毎回こちら側も学ぶことは盛り沢山![]()

今日は久々の
。
来週には梅雨も明けそうですね。
さて、先日ZOOMをつかって開催された
「高知家総合診療専門研修プログラム」・
「高知県立病院群総合異医・家庭医養成研修プログラム」
合同のポートフォリオ発表会に参加しました。
専攻医の先生方のの報告をきいて今後のポートフォリオ作成に役立てよう!と思いました。
そして、総合診療セミナーでは「地域志向ケア」という事で
コミュニティドクターについて学ぶことができました。
当院には、コミュニティナースが在籍しています。演者の先生とは同期との事で
一緒にその講演を聞いていました。当院での取り組みも紹介してくれました。さすがです!

講演の中にあった
地域を「巻き込む」のではなく地域に「巻き込まれる」というスタンスは
とても重要なキーワードだと思います。
と同時に、それに伴って起こる医師のプライベートと仕事との線引きの難しさを痛感しました。
地域に入っていく事は覚悟のいる事のようにも感じました。特に地方では。
地域を豊かにするために、自分たちにできる事と、自分たちの生活のバランス。
永遠の課題のような気がします。
ゲネプロ4期生の先生方も、赴任後6週間が経過しました。
歓迎会はCOVID-19の影響で開催できていませんが
日々活躍されています。
オンライン勉強会も週5回
(ゲネプロウェビナー、プライマリケアレクチャー
新人看護師勉強会、救急レジデント勉強会) 参加。

夜間・早朝の在宅での看取り、

現場出動


沖の島診療所支援
先週からは産婦人科研修も開始

地元ケーブルテレビへの出演
3密を避けつつ高知を幡多を満喫していただきたいものです。
病院から車で2分の水路でもホタルがちらほら。
今回の新型コロナウイルス感染症により、非常事態宣言まではいかないにしても、休校等かつてないことが起こっています。
今は、感染拡大防止を粛々とやっていくしかないです。高知県内では10日あまり感染者が確認されていないのが救いです。
当院、入口では地域の患者・家族様の協力がありチェック機能が果たせています。
「ほんとに、ご苦労様」、「大変やね」、 非接触式体温計をみて「私もこれほしい!」などなど、暖かい言葉を頂き、こころがほんわかしています。
発熱外来担当のドクター、ナースの皆様、毎日ご苦労さまです。
しばらく、みなで協力し乗り切りましょう。
今週、幡多地域で 医療介護情報共有システムの
稼働地域拡大に向けての説明会と
地域の感染防止対策合同カンファレンスに参加してきました。

EHR「はたまるねっと」も今年、地域の中核病院、
土佐清水市、四万十市へと展開することが決定しました。
情報提供施設が増えると情報量もUPし
さらに有用なシステムとなることでしょう。
救急、夜間受診時、災害時に備えて!

今週は3月に予定されていた学会や講習会、
報告会、授賞パーティーといったイベントが
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)対策で
延期や中止の連絡がありました。
院内でも残された物資の数の確認と発注を急いでいます。
感染防止対策合同カンファレンスでも
今後の対応について情報共有を行いました。 さてこれから!

なんとなく、春の気配を感じる今日この頃です。
また、新しい職員さんを迎える季節が近づいてきました。
看護部では、新人看護職員の入職も予定されています。
新人さんも、プリセプターも一生懸命!お互いに成長できる絶好の機会!
でも、時にはしんどくなることも…
某ワークショップの意見交換がありましたので参考にしてください。

先日、高知県看護協会の広報誌「看護こうち」2020年1月版で紹介されました。
当協会の会長からは、とても良い活動で応援します。とのお言葉をもらいました。
今後は仲間づくりを行いながら、まちへ出て、お節介焼きができるといいですね。

ある高齢で一人暮らしの外来患者さんから、薬を処方して間もないのに、出してほしいとのこと。
気になった外来ナースが地区の100歳体操に出向いたついでに自宅訪問。
ありました!宅配された薬そのまま。良かったね~、一見落着。
困りごとへの関わりやいろいろなリスクを考えて、病院から飛び出すナース。
まさにコミュニティナース活動そのものの出来事でした。