離島での4回目ワクチン接種・・・院長のつぶやき
- 2022
07/03
14:52
梅雨の間の晴れた日に。
鵜来島、沖の島弘瀬・母島の離島3カ所での
新型コロナワクチンの4回目接種のお手伝いに伺いました。
接種は滞りなく終了。
接種の移動の合間では
真っ赤なハイビスカス🌺に
枯れ葉のように舞うナンヨウツバメウオの幼魚たちを発見🐟
青い海と空に夏を感じた1日となりました。
高知県宿毛市にある『特定医療法人 長生会 大井田病院』のブログ
カテゴリー「地域医療」の検索結果は以下のとおりです。
梅雨の間の晴れた日に。
鵜来島、沖の島弘瀬・母島の離島3カ所での
新型コロナワクチンの4回目接種のお手伝いに伺いました。
接種は滞りなく終了。
接種の移動の合間では
真っ赤なハイビスカス🌺に
枯れ葉のように舞うナンヨウツバメウオの幼魚たちを発見🐟
青い海と空に夏を感じた1日となりました。
このたび、大月病院と協定を締結いたしました。
今回、感染症による医療体制の全国的な危機をうけ、
医療機関相互の協力体制の構築により
地域医療提供体制の強靭化をはかるのが狙いです。
協定には、感染対策や災害対応だけでなくさまざまな内容が盛り込まれました。
実際、幅広い分野について具体的な連携強化策を検討しつつ、
この地域の医療レベルのスケールアップを目指し
地域の方々が安心して暮らせることを目指しますます。
そして、この連携の輪を少しづつでも拡げていきたいと考えています。
今回の協定締結により、これまで以上に、
当圏域の地域医療の発展を遂げることができますように!。
先日、第9回四国医療情報技師会勉強会で
SUKUMOオンライン医療実証事業について報告させていただきました。
【自治体×医師会×医療機関×民間企業】
地域医療におけるICT活用の多職種連携モデルとして!
また、オンライン診療について先進的な取り組みで、
非常に内容の濃い有益なお話で受講者のアンケートにもとても参考になったと
たくさんの声をいただきました。
引き続き、テクノロジーをうまく活用し地域での多職種連携をさらにすすめていきます。
先日、約6カ月行われた
SUKUMOオンライン医療実証事業の報告会がありました。
病院からは第4の診療形態オンライン診療について
オンライン診療に続き
オンライン服楽指導
地域医療情報ネットワーク高知家@ラインはたなるねっとを参照、活用する取り組みです。
結果
・医療過疎地での医療アクセスの向上は期待できる
・受診控えの慢性疾患患者への対応には有効
・高齢者にはICT操作できる、家族・CMはじめ医療スタッフの介入が必要
・コミュニティナースの活躍の場
・地域医療情報ネットワークの利活用で初診からのオンライン医療導入にも期待される
・発熱外来のファーストコンタクトとして有効利用も視野に
・自宅療養者支援するシステムも視野に
・医師不足対策
・子育て世代への受療支援
まだまだメリット盛りだくさん
これからさらに進化していくことでしょう。
下記において、オンラインセミナーを開催することになりました。
当院から私、松原先生、西場先生、矢野先生が講師となって
ミニレクチャー等を実施します。
地域医療に興味のある方、ぜひご参加ください。
**************************************
2021.11.27(土)14:00-17:00
場所:オンライン(Zoom ミーティング)
定員:50名(先着順)無料
(高知県:大井田病院)
<お申し込み>
①から④を明記のうえ、下記アドレスにお申し込みください。
宛先:info@genepro.org (担当:ゲネプロ 宮島)
―記載事項―
①氏名
②所属先・診療科
③医師経験年数
④簡単な自己紹介
<スケジュール>
14:00- 開会
14:15- 第1部 キャリア・チェンジした救急医たち
15:00- 第2部 キャリア・チェンジに必要な知識・手技
16:30- 第3部 キャリア・チェンジのためのトレーニング
17:00- 閉会
<詳細>
第1部 「キャリア・チャンジした救急医たち」
・ERから「地域」へ(高知県大井田病院 院長 田中公章)
・ERから「在宅」へ(コールメディカルクリニック福岡 理事長 岩野歩)
・ERから「離島」へ(ゲネプロ代表、下甑手打診療所 所長 齋藤学)
第2部 「キャリア・チャンジに必要な知識・手技」
1.マイナー外来―救急のスキルは役立つのか?「眼科・耳鼻科・皮膚科」松原祥平先生
2.整形外来―救急には来ない「慢性の腰痛・膝痛」西場大喜先生
3.小児科外来―地域で「こどもを診る」ということ
矢野哲也先生
4.小児科外来―地域の「小児科外来」を覗いてみる
矢野哲也先生
5.小外科外来―救急+αで立ち向かう「小外科」
田中公章先生
6.地域での救急医療―プレホスピタル&リトリーバル(搬送までに何ができるか)
田中公章先生
第3部 「キャリア・チャンジのためのトレーニング」
トレーニング・サイトの実例紹介
めっきり秋らしくなりました。
といっても、数日前までは汗ばむような陽気だったのに。
これだけ気温の変化が大きいと体調も崩しがちです。
みなさん、ご注意ください。
さて、先日オンラインでの研修を受講しました。
内容は「地域医療の現場で薬剤師の役割を考える」。
・Integrated Care(統合的ケア)
・Trasition of Care(ケア移行)
・家庭医・総合診療医との連携を深める
患者さんのケアを継続して、うまく次へつなげていくこと。
医師だけでなく、多くの職種と連携をすることの大切さを学びました。
グループワークでは、薬剤師さんの連携の難しさをうかがうことができました。
疑義照会を聞いてくれない、施設入所者の薬の管理の難しさなど。
この地域で統合の強度はどのくらいかと考えてみると
顔の見える関係 (連携)はクリアできているので、
その次の段階(調整)までまずはいかないといけないですね。
個人の人脈に頼るのではなく、システムとして強度を高める。
誰がやっても同じことができるような体制づくりが大切だと
改めて感じました。
普段、学ぶことのできない内容を学ぶことができてよかったです。
当院は、大正2年の診療所開設から100年以上、
その時代時代で、地域に必要とされる医療を展開し、
地域医療を担ってまいりました。
一方で、2004年から医師会を中心として医療情報ネットワークを構築し、
1地域1患者1カルテを目指しつつ、
「重複診療の抑制」「情報開示による医療の質の向上」
そして、「病院間の機能分担」を図っていくなど、積極的に地域のICT化にも取り組んでまいりました。
今回はオンライン診療・服薬指導、そして地域医療情報ネットワークを活用します。
「医療アクセス向上」と「重複投薬などの低減」に加えて、
「医療提供側の効率化」も踏まえた同時実現可能性と有用性を検証します。
期間は半年、12月28日まで行います。
これまで通り 幡多地域医療情報ネットワーク「高知家@ライン はたまるねっと」で、
患者さんの診療情報や服用情報などを相互で情報共有しながら
診察・服薬指導を行うことができます。
実証事業では2種類の診療メニューを用意しています。
【オンライン再診外来】
患者さんが自身のスマホなどでオンライン診療や服薬指導を受けるものです。
診療は当院の医師、服薬指導は実証事業へ協力していただいている吉村調剤薬局さんやすみれ薬局さんの薬剤師が行います。
そしてもうひとつは、
【オンライン訪問診療】です。
こちらは、看護師やコミュニティナースがタブレットを患者宅に持参して訪問のうえで、
患者さんのオンライン診療・服薬指導を介助するというものです。
【D to P with CN(コミュニティナース)】と呼んでいます。
ナースにとっては、患者さんの治療にも携わりつつ
地域住民との触れ合い、予防や生活支援も行います。
ひいては、地域の中で患者さんを診ていくことにもつながります。
■今回、オンライン再診外来とオンライン訪問診療の実証事業を行い、
近い将来、全国の地域で課題となるであろう医療アクセスの向上と
医療提供側の効率化を進めてまいります。
在宅にも力を入れている当院ですが、今回ロゴを作成しました。
宿毛市の「だるま夕日」をモチーフに スタッフが患者さんを包み込んでいるようなイメージで、聴診器を連想させるようなモチーフで周りを囲んでいます。
(イメージ図)
このロゴのように、患者さんに笑顔で寄り添い、支える事ができるよう
スタッフ一同頑張ります!
先日、高知県唯一の有人離島
鵜来島と沖の島へワクチン接種に
片島→鵜来島→母島→弘瀬→片島
接種会場の設営から接種、撤去…
大自然と抜群の透明度の海を眺めながらの移動
沖の島診療で馴染みの島民も多かったです
希望のワクチンとなりますように!